水槽の中の魚

透明な水槽を泳ぐ僕は魚みたい

泳いでも泳いでも 透明な壁にぶつかるだけ

   

どれだけぶつかればいい?どれだけ泳げばいい?

頭の中に何度も回る同じ言葉

水槽の上が空いてる事に気付けたなら

どれだけ楽になれるだろう

 

たとえ水槽の中であっても 僕は僕以外ではなくて

無能な自分 情けなくて 向き合うことが怖かった

透明な水槽を泳ぐ僕は魚みたい

出来ることは ただ一つ 自分を知る事だった

 

 

そのまま

息をしてれば 消しゴムじゃ 消えない過去もある

それを覆うような強さは 自分にしか作り出せない

  

澄み渡った青空に 心の闇をそっと放した

角は削れて 丸くなってく

それでいいんじゃないの

澄み渡った青空に 僕の気持ちをそっと放した

どこまでゆくの 止まることない

ただ生きれるように 生きてゆく

 

  

Don't stop

幼い頃は 何もかも持っていた

明日を掴む魔法さえ

無くしたモノと 手に入れたモノ全部

僕の中に隠れてる

別に今が嫌なんじゃない ただね 不安の糸が絡まってて

切らないように ほどいてく それが風になれる僕の術

  

I will go. Don't stop. Go. 必ず近づいてく

熱く強い眩しい光り

手にしたいよ 空を見上げた

 

 

ウィアゴナ

眠りの森 掻き分けて 月明かり走り出す

サーチライト かいくぐって 見惚れるくらい蛇行運転

追いかけてくる アイツは誰だ

見たコトない 歪な旋律

 

ウィアゴナ 戦え 心の勇気の剣で

迫るものは外じゃない 内側

あの雲を追い越し 渦巻く乱気流を進め

 

 

ジュテム

大きな瞳を見ていれば 嘘なんてすぐわかる

だから強がらないで 甘えていいから

君は今何をしてるの 何を考えてるの

一番近くにいるほど わからないこと

  

僕の横に座って 震える身体 近づけて

言葉よりも大事なものを あげるから

 

僕の手を握って 体温感じたいから

冷え性の指先握るよ 全ての力で愛してる 

 

 

霧雨

僕の心は戦っている 弱い自分 夢追い自分

真っ直ぐ前見て歩いてる 水溜り 気付かない振りする

足元に転がる小石が痛いんだ 受け止めるんだ

 

負けないよ 自分には嘘付かない

空が晴れても 変わらない強い気持ち

ずっといますように 進もう

  

どんな時にも 心は揺れる

どうか大切な気持ち

なくさないように 忘れないように ずっと

 

 

オレンジ雲

バイトの帰り道 夕方 自転車漕いで

空見上げたら オレンジ雲

 

だいたいね 毎日は単純な繰り返し

そん中で 小さなドラマ重なり合う

ちょっとしたことに期待して

ツボにきて  笑い転げて

流れてく 雲みたいね

  

退屈な毎日に飽きちゃって 目の前にあることを

見過ごすのは もったいない

どうせなら 深く悩んで

どうせなら 絞り出して

流れていたい 空を見上げて

ふわふわ 浮いてる あのオレンジの雲は

僕の毎日を 乗せてゆくよ 

 

 

自由の果てまで

黒い知らせ 手のひらでくしゃっとして投げた

昨日までの自分に 手を振ってバイバイ

黄色いボール 蹴飛ばし空で破裂した

たくさん種が飛び散って 宇宙で花を咲かせた

鳥の背中に乗って 心弾ませ音の鳴る方へ

 

地球は丸い くるくる回る 地の上 空の下

願ったことは きっと全て叶う

他の誰かに批判されても 僕の風に乗って

自由に羽ばたこう

 

 

僕、雨

遠くの君は 今どんな匂いを嗅いでいるのかな

そっちは雨降り こっちは晴れ 違う空を見ている

空はつながってるのに 違う空気を肌で感じていて

電波で僕の空気 君に 君に 送りたいんだ

 

遠く 遠く 君が住んでいる街に

僕の雨を降らせたいんだ

冷たい雨が降っているなら

暖かい雨に変えてやる

 

  

悩みごと

人間は心を重ねながら 温め合う

僕の心は いつしか冷めたまま動かないのです

  

ちょっとだけ聞いてよ 僕の話

年をとる程 下手になる

小さい頃に目指してた

自分はもっと かっこよかった

周りのみんなは 今をどう感じてる

柔らかくなりたいのに 頭固くなってく

 

人間は完璧じゃない方が安心する

だけど いつも自分許せないのは 

なぜなんだろう